駒が入らない時の対処法 全体オプションの確認
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 指定してあるオプションの内容を確認します。メニュー-[設定と表示]-[全体オプション]で[駒入れ&提案オプション]を開きます。上部のタブをクリックすることで「駒入れオプション1」と「駒入れオプション2」のそれぞれの設定内容を表示できます
 
 「駒入れオプション1」の確認項目
 試行方針
 試行方針には4段階あります。残りコマが多い場合や駒を入れ始める際は「速度優先」か「標準」を指定します。駒入れが進んできて、残りが数コマとなったときに「標準」では提案が得られない時に、駒入れや振り替えの提案を行う際には「深読み優先」や「熟考」を指定します。最初から「熟考」を指定して駒入れを行うと、効率的な学習が行えません

 クラスの駒入れ条件
 提案作成の理由表示を参考に、クラスの駒入れ条件を確認します。条件を外して駒入れをして残りコマをなくし、その後条件を戻して、「赤駒自動振替」の機能を使って、なるべく条件に合う配置にするなどの対応をします

 先生の駒入れ条件
 提案作成の理由表示を参考に、先生の駒入れ条件を確認します。先生には先生個別のオプションが指定できますので、先生の個別オプションと個別属性の「非常勤」「連続可」「休憩不要」の指定内容も確認します
 全体や個別の条件を外して駒入れをして残りコマをなくし、その後条件を戻して、「赤駒自動振替」の機能を使って、なるべく現在の条件に合う配置にするなどの対応をします
 状況によっては、先生個別の授業を持てない時間「先生禁制」の変更が必要となる場合があります
 
 「駒入れオプション2」の確認項目
 作成・AI手直し共通オプション
 提案の除外のマスクは、通常は最初の時間割作成では指定せず、時間割変更などで一部を保護する必要があるときに指定します。マスクされた部分があると全体の駒が埋まらない場合があります
 中学校の帯時間割設定は、主に中学校での帯(スライド)方式の時間割を作成する場合にのみ使用します。高等学校などでの帯(横一斉展開授業)とは異なります。帯(スライド)時間割を設定すると、駒の配置条件が変わりますので注意します

 AI手直しのオプション
 主にAI手直しの提案作成の条件を指定します。
 「他の選択授業を押し出さない」は通常はチェックを外しておきます。選択授業を押し出したくないときのみ利用します。
 「移動提案で使用教室の授業を押し出してもよい」は、チェックを付けて利用しますが、ほかの授業を押し出したくない時はこのチェックを外して利用します。
 「複数提案の作成」はチェックを外して利用します。どうしても希望の提案が作成されない場合にチェックを付けて提案を実行しますが、提案数が多くなると判断に時間がかかってしまいます
 「提案作成の長考を許容する」はチェックを外して利用します。オプションなどの理由がなく提案が作成できないときに、考慮時間を十分にかけて提案を作成させるときにチェックを付けて提案を実行します。ここにチェックを付けて提案を実行すると、極端に長時間試行する場合がありますので注意します
 「提案作成の考慮時間を制限する」はチェックを付けて利用することをお勧めします。指定する時間は5~600秒です。指定した時間が短すぎると、十分な試行が行えません。また、指定がないと制限なく試行を行いますので注意します



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